若い学び手に、成功体験より大事なこと

できるようなってからより、できるようになるまでが肝心

逆上がり、自転車乗り…ものごとの達成には成功体験が大切だというけれど、まだ一度もうまくいっていないときはどうしましょ。

うまくいっているイメージが大事?まあ、それもそうかもしれないけれど、私はあまり若い学び手(小学生~大学生)に自己啓発じみたアプローチはしたくないんです。まだできないことをうまく想像するのが難しい子もいるでしょうしね。

私が一番大事にしているのは、そばにいる先生が信じきること。
「君ならできる。」
「君は大丈夫。」
その子が優秀だから、とか気に入っているから、ではありません。

「もしこれがうまくいかなくても、君はひとつも欠けることはない。経験は糧になるし、必ず君の道は備えられる。」

目の前にいる学生、生徒が大いなる存在に愛されていることを私が信じるのみです。

信じられていると感じた学び手は爆発的な力を発揮します。自分への評価や批評も自分でできるようになる。はじめはモデルを示すとよいようですが。

「まだできないのか」
「お前には無理、やめておけ」
「要領が悪いんだよ」
「運動神経が悪いから」
と批判を浴びながらでも頑張れる子はいます。私がそうでした。でも心に刺さったとげは、じわじわ効き続けてなかなか抜けません。

そんな私が「信じてもらうことの爆発力」に出会ったのは中高のミッショナリー、大学の恩師だったように思います。英語は避難所でしたから、英語で仕事をしたいと思ったことは一度もありません。今日でやめなさい、と言われても取り乱さないでしょう。やめたいと思ったことは何度もあります。でも、どうもやめさせてもらえないのは…「信じる力」で若い魂に火をつける旅を続けよ、ということのなのでしょうね。英語の通訳養成とストーリーテリングはそのための手立てです。

信じていることを伝えるのにふさわしい発声、していますか。
まず、生徒の声に耳をすませていますか。
学ぶ力が耳から育つ、先生のための発声ワークショップはこちら

Please follow and like us:
error