英語ができる関係者に通訳を頼んだら…

とある海外講師の2日にわたるセミナーでのできごと。

英語が話せる関係者が通訳を買って出ました。講師は留学時代の恩師とあって大張り切り。料金も12万円と破格です。仲間も「内容がよくわかっているからうまい訳ができるだろう」と期待しました。

通訳の仕事の8割は聴くこと、準備すること。
通訳の仕事の8割は聴くこと、準備すること。

オープニングはいい空気だったのは言うまでもありません…でも…

午後も半ばになると声がかすれて疲れが明らかです。英語ができる参加者は不穏な表情。講師が5つ例を挙げても3つほどしか拾えないのが気になるのです。ふだんから慣れている専門用語は拾えていますが、専門用語の間のつながりがあやふや。自分の経験と考えで埋め合わせているようです。

やがて会場からのコメントに講師も教え子の通訳レベルを察知。通訳に合わせて内容を手加減しはじめました。

アンケートには通訳に関するクレームも複数。

録音からの小冊子作りも、同僚たちが15時間分テープ起こしと訳し直しをすることになりましたが…。出来上がったころには参加者の関心は薄れて…悔いの残るセミナーとなりました。

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海外講師、日本の運営スタッフ、参加者。理想と使命を共にする人々の集いだったはずですが、惜しいことになりました。

通訳できることと英語が話せることは全く別のこと。
通訳スキルは学べること。
言葉の世界の景色が広がる通訳道場★横浜CATS。
第2期残席僅かとなりました。
ご関心おありの方はご遠慮なくお早めにご連絡ください。

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