そのアクティブラーニング、大丈夫?

久しぶりに再会した母校の先生は不気味なほど30年前とお変わりなく。なぜかこちらばかり大変貌。

「最近あちこちでアクティブラーニングっていうけどねえ。あなたたちほっといたって勝手にアクティブで少しは大人しくしてもらいたかったわよ。」

え、先生、そりゃ無理ですよ。まあだいたい日本の学校教育トレンドは私たちの30年遅れですから、構わずいきましょう。おっしゃるとおりラーニングはそもそもアクティブ。アクティブラーニングに驚いているのは日中韓くらいらしいです。

そういえばこんなことがありました。こないだ研究授業に招かれた学校、授業の前半はひたすら講義だったんですけど、突然「アクティブラーニングやります」と号令がかかって、生徒たちがグループを作ってワイワイやりだしたんです。でも何か違うんです。ワイワイやっているけれど寝てたところを起こされてやらされているみたいで。

そこでアクティブっていっても内的、外的にわけて考えたらどうかと思ったんです。

①の内外パッシブの極端な例はつまらない講義きいて居眠りしている状態。
②の内パッシブ 外アクティブはワイワイやっているけど形だけ。
たぶんあの授業では①から②に移動したんでしょう。

成果を上げているアクティブは③の内外ともにアクティブですよね。

でもこのごろ④の内アクティブ 外パッシブが過小評価されていると思うんです。

そういえば、覚えています。
中1の理科1時間目。オパーリン博士とコアセルベートを語る先生の熱さ。で、宿題はなんとそのストーリーを漫画に描いてくる!
ピューリタン革命を4か月にわたって熱く語る世界史の先生。私の頭のなかは17世紀イングランドの大河ドラマでした。時代考証はめちゃくちゃでしたけど。もうずっとピューリタン革命語っててください、と思いました。フランス革命は自分で調べるからいいです、って。

先生がた、本気のストーリーテラーでしたね!(大人しくない!!)熱くて面白い語りで聴くことを鍛えられました。

学びは内的にいつもアクティブ。ただし外的にはアクティブとパッシブを行き来する。この動きが大事なんでしょうね。生きているものは動く。

これ、ダイナミックラーニングと呼びたいんですけどね。先生、どうでしょう?

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