Through the Valley of the Kwai「クワイ河収容所」一部音読
英日とも絶版になってしまったThrough the Valley of the Kwaiと和訳の「クワイ河収容所」。
英連邦墓地訪問に備えて音読、録音してみました。
無理なくどこまでも噛まずに読める、子音も母音もいいかげんにならない境地はいずこ。
英日とも速読やらフォトリーディングやらいろいろやりましたが、magic pillなんてない。そういうものをベストな方便と思う人たちには違和感を感じます。時に応じてふさわしい読み方をすればいい。音読、それも自分の声をしっかり聴くことが私にはとても大切。
こちら、テキストです。
第1回猫の遠足横浜英連邦墓地訪問補助資料
ここからが音読。日本語、英語と交互に参ります。
Camp in despair 絶望の収容所
Japanese 日本語
English 英語
Forsaken from Society 社会から捨てられて
日本語
英語
Miracle on the River Kwai 転機―友のために生命を手放す1-3
日本語1
英語1
日本語2
英語2
日本語3
英語3
帰国
日本語
英語
おそまつさまでございました。
「自分の分野なので要約で通訳していたけれど、実は…」
でも、本当はそういうことじゃなかったんですね。」
全部は聞こえていなかったんです。聞こえた重要キーワードの
間を自分の経験と知識でなんとかつないでいました。」

小川を大河にしたりしてはいけません。
まずはあなたの尊敬する大好きな人の声で耳を満たしましょう。
通訳道場★横浜CATS 第3期木曜、定員となりました。他、残席僅少、ご相談はお早めに。
英語の先生、ディベートは全員必須?

通訳者にとって自己実現より大切なことは

「アントロのイベントってどこも大変…」なワケは…
「社会は物質主義的で理解してくれないから…」
「私たち、ポピュリストじゃないから…」

それはもちろん結構。
風邪はちゃんとひこう

いつもの爽快感も全くありません。
「和風」な表現もさらっとキメる日英通訳のコツ
通訳道場★横浜CATSにはすでに社内通訳をつとめている方が何人も。とても面白い、はっとするような問いをお土産にいただくこともしばしば。
「商談がうまくいってほっとしたんですけど、取引先の方が念押しのつもりか『沈没するときは一緒ですよ』って言ったんです。日本らしいちょっと悲壮な表現だとは思うのですが、そのまま英訳したら変ですよね。」
そう、字面通り言葉を英語に置き換えると…「えー!そんな危なっかしいところに来ちゃったのか…。味方すると言っているのにこっちも信頼されていないなあ」と思われるかも。
さて、皆さんならどうします?
まあ、CATSの皆さん、アイデアが出ること出ること。 あえてあまりよろしくない例を。
‘Let’s succeed together! ‘
ん?それどこから出てきたの?離れすぎ。ポジティブすぎるとお調子者に聞こえるよ。
‘Let’s do our best so that we may not drown.’
前後の組み合わせが滑稽。ベストを尽くすというのに溺れなければOKなんて…
あのね、取引先の方が使った言葉から目を離さないで。「沈没するときは一緒ですよ」の水面下に耳をすませるの。つまり何が言いたいの?
①沈没する=難しい局面もあるだろう。
②一緒ですよ=見捨てないでほしい.
これをご本人が使った舟の比喩に戻す。これがポイント。離れない。
… たとえば ‘Please do not leave us in a sinking boat.’はどう?アメリカの営業マンさんも答えやすいのでは。
今回のような表現を日本独特の文化と考えることもできる。でも…私はあまりそうしない。文化は日本のなかでも相当差があるから。文化という印籠が出てくると自由に動ける余地を見失うから。
それにひとりひとりがひとつの文化。もとの言葉に耳をすませたほうがシンプルで通じるメッセージになりそうですよ。
言葉の学びは一生もの。一生未完成でいい。だから楽しい。
7月から一緒に学ぶ仲間を待っています。
通訳道場★横浜CATS 第3期 申し込み受付中