苦手な英語リスニング、発想を逆にしてみると…!

英語、ちゃんと読めるのに聴き取れない、だから会話もはずまない。 TOEICのスコアもリスニングが…
でもリスニングのために講座に通うっていうのもなんだか…
割とまじめにやったのになんだか損。
 
もしかして、リスニング問題集を解いていませんか?
 
問題集は最後。脇において。 過去問はテスト前に慣れておけばOK。
 
それまではもっと自分の身になる体験、血肉となる学びを楽しむことです。
 
映画、ドラマ、ストーリーテリング…「作品」を味わうことです。
そんなに速いの無理?もっとゆっくりの方がいい?
 
いけません!わざとゆっくり読んでいるのは英語とは別の言語です。 ゆっくりが自分のスタンダードになってしまえば、自然なスピードは いつまでも速い感じがします。
 
 ということは…
 
発想を逆にしてください。人間は柔軟にできています。
 
高速道路を下りて一般道に入ると、いつものスピードがやたら のろのろに感じられるでしょう?
 
感覚の基準をハイスピードに合わせてしまえばいいのです。
 
こちら、イギリスの警察コメディ、The Thin Blue Line. 落語に出てくるような憎めない変人だらけ。こんな警察署なら勤務してみたい!
 
Mr.ビーンってでしゃべれるんだ、と驚く人もいますが、ローワン・アトキンソンって言葉の魔術師。ばかばかしい話こそすばらしいスタイル、型に入れると 面白い!
 
ばかばかしい話に型がないとつまらないだけ。
 
で、これ、速い!っていう人が多いんです。
まあ、聞いてみてください。速い?
 

 
じゃあ、ちょっとこれ試してみて。画面右下に3つボタンがありますね。一番左の設定をクリック。速度を2倍にして1~2分聞いてみて。それから速度を1倍に戻して。
 
どう?
 
驚いたでしょう。
 
「あたりまえ」「こんなもん」を選び間違えるともったいない。
 
さて、今日だけではこの感覚は定着しません。毎日、少しずつ好きなものを自然なスピードで聴く。ときどき速度を変えてみる。
 
自然と耳が変わっていく。気付くとすべて聴き取れる。
 
きっとTOEICのリスニングなんてまじめに聴いてたら、おかしくて笑いだしてしまう。
 
以下の会話の続きとして自然なものを選べ。 「どうしたの」 「風邪をひいたんだ」 「お医者さんには診てもらったの?」
 
A:それはわからない。 B:いや、まだなんだ。 C:茶箪笥の中だ。 D;医者は忙しい。
 
アハハ、つまみ出されないように気をつけて。
 
 
 
 
 
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Through the Valley of the Kwai「クワイ河収容所」一部音読

英日とも絶版になってしまったThrough the Valley of the Kwaiと和訳の「クワイ河収容所」。

英連邦墓地訪問に備えて音読、録音してみました。

無理なくどこまでも噛まずに読める、子音も母音もいいかげんにならない境地はいずこ。

英日とも速読やらフォトリーディングやらいろいろやりましたが、magic pillなんてない。そういうものをベストな方便と思う人たちには違和感を感じます。時に応じてふさわしい読み方をすればいい。音読、それも自分の声をしっかり聴くことが私にはとても大切。

こちら、テキストです。
第1回猫の遠足横浜英連邦墓地訪問補助資料

ここからが音読。日本語、英語と交互に参ります。

Camp in despair 絶望の収容所
Japanese 日本語

English 英語

Forsaken from Society 社会から捨てられて

日本語

英語

Miracle on the River Kwai 転機―友のために生命を手放す1-3

日本語1

英語1

日本語2

英語2

日本語3

英語3

帰国

日本語

英語

おそまつさまでございました。

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「自分の分野なので要約で通訳していたけれど、実は…」

「自分の専門分野なので要約で通訳していました。
でも、本当はそういうことじゃなかったんですね。」
 
ん?
 
「キーワードはちゃんと聴き取れていたんですけど
全部は聞こえていなかったんです。聞こえた重要キーワードの
間を自分の経験と知識でなんとかつないでいました。」
 
それはヒヤヒヤしたでしょう。
でも気が付いてよかった。
話し手の頭の中の景色を聴き手の頭の中で再現するのが通訳
 
要約って全部聞こえて、聴き取ってから要点を選ぶこと。
通訳とは別。通訳よりよほど大変。
 
ぜんぶ聴き取れて、ぜんぶ訳すほうがよほど楽ですよ。
すべては、すべて聴き取ることから始まります。
 
通訳は話し手の頭の中の景色を聴き手の頭の中に再現する。
勝手に画素数を変えたり、山並みを山ひとつにしたり、
小川を大河にしたりしてはいけません。
 
たとえばオバマさんの広島演説。
 
Seventy-one years ago, on a bright cloudless morning, death fell from the sky and the world was changed. A flash of light and a wall of fire destroyed a city and demonstrated that mankind possessed the means to destroy itself.
 
2文目を「閃光が広がり、この町は燃え、破壊されました。」としているのを見かけました。
いつ閃光が「広がって」「a wall of fire」はどこへ行ってしまったのでしょう。
 
「一瞬の閃光と壁なす炎がひとつの町を破壊し…」と素直にやればよろしい。
(この演説に関しては全文カノン同通アップしたい!)
 
ところで日英ウィスパリングはどう?内容は要約なのに時間はかかっているでしょう。
 
ここで日英ウィスパリングの練習量だけを増やすのはお利口ではありません。
 
アウトプットだけをいじってアウトプットを改善するのは大変。インプットはやはり「1語残らず聴き取れること、予測できること」。
 
今、あなたの耳をすりぬけてしまっている言葉たちをちゃんと捉えられるようになったら、英日逐次も日英ウィスパリングもおのずと楽になりますよ。
 
まずはあなたの尊敬する大好きな人の声で耳を満たしましょう。

通訳道場★横浜CATS 第3期木曜、定員となりました。他、残席僅少、ご相談はお早めに。

 
 
 
 
 
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英語の先生、ディベートは全員必須?

「英文科を卒業して先生になるからには、ディベートできなくちゃと思ってがんばっているんですが、やっぱり苦手で…」
ほう、がんばっているね。で、ディベートのどこが苦手?
「テーマが時事問題とかで難しくて…それに人を言い負かしても少しも嬉しくないんです。」
ディベート得意になったら嬉しい?
「うーん…」
 
それなら少しお休みしてもいいかもね。
 
確かに自分の枠のうちに安住しないことは大事。
 
でも自分の一部である心のひだにまでアイロンをかけて伸ばさなくてもいいと思うよ。そのひだは毎日それなりにまじめに生きてきたあなたのしるし。
 
あなたがすでにしている数々の素敵なこと、好きなこと。それをちょっと背伸びしながら続けててみる、でいいのです。
 
ちゃんと息してますか?緑の木陰で深呼吸
 
シェイクスピアが好きだったっけ?
人と一緒に演じて舞台を作り上げるのが楽しいのね。
じゃあシェイクスピアは極めたの?
セリフはどのくらい覚えている?
ソネットは?
 
え?とんでもない?
 
それならディベートどころじゃないでしょう?超えるべき枠、超えずにはいられない枠は、残酷にも「大好き」の中から現れるんです。大好きだから超えたくなる、超えられる、いや、気づいたら超えている、かな。
 
そして誰かがあなたを見つけて頼りにするようになる。
 
世の中にはディベートが大好きな人たちがいます。あなたがどんなに我慢して努力してもこの人たちに敵うわけがない。
 
あれもこれもやらなくて大丈夫。やってはダメ。
 
シェイクスピアが寂しがっていますよ。ディベートのことはシェイクスピアの世界一の理解者になってから考えればいいんじゃない?
(本心:シェイクスピアを極めてごらん。そんじょそこらのディベートの上を行けるよ。あ、別に行きたくないのだったね。)
 
 
 
 
 
 
 
 
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通訳者にとって自己実現より大切なことは

ストーリーテリングの通訳には商談や学会と違う難しさがあります。
「え…小さな木の根元にバラバラの骨。それがカタカタいって寄り集まったら筋、血管、肉、皮膚がついて…おかしい、と思ったんですけどついていきました。」
 
そう、それでOK!
 
おかしい、というのは日常の自分の常識、論理の声。常識と論理で耳を裁かないで。耳はストーリーテラーの言葉に傾けて。
 
ストーリーテリングの通訳ができればほかの分野は楽です!
 
そりゃ世界民話伝説集を読んで全部覚えれば、たいていのストーリーのあらすじ、登場人物は用意できる。でも語りって生き物。ストーリーテラーと聴衆が出会う旅に少しずつ違う。その違いこそ宝。
 
その違いをとらえるにはその瞬間に耳をすませるしかないのです。その瞬間に語られた言葉を正しく受け取れる耳を持つしかないのです。聴き取った言葉をあつめてストーリーテラーが見ている景色を再現する訳をするしかないのです。
 
いや、それだけやれば十分。ほかに余計なことはいりません。おかしい、と思って常識と論理で裁くのは余計なことです。
 
常識的にはおかしな言葉が耳から入ってもなんともない。どんどん景色に変わっていく。それを平然と語り続ける。
 
そんな通訳者は何事もないように自己消滅、自己超越してゆく。自己主張、自己実現の話題は高校あたりの修養会で卒業しておけば。
 
え?まだ気になる?今の自分を壊すもの、自分をはるかに超えるものに遭遇するしかないね。
 
沢山用意してお待ちしています。
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「アントロのイベントってどこも大変…」なワケは…

「アントロってどこも経済的に大変。イベントには人集まらないし、集まっても同じ顔ぶれだし。」
 
なぜだと思う?
 
「アントロってあまりに精神的に高度だから…」
「社会は物質主義的で理解してくれないから…」
「私たち、ポピュリストじゃないから…」
「日本の制度が悪いのよね。ドイツみたいにすればいいのに…」
 
ブー。
 
私の答えは違います。
 
 
アントロ関係者はアントロポゾフィーが大好き。大切にしている。
それはもちろん結構。
 
でもそれと同じくらい、あるいはそれ以上にセミナーに来てほしい人を大切に思っていますか。そもそも来てほしい人を心に描けていますか。
 
好きを仕事にする、とよくいいます。でもそれだけじゃ足りない。
 
ネイルが好きだから自宅でネイルサロンを始める。大いに結構。でも、お客さんを想う気持ちよりも、ネイルが好きという気持ちが強かったら、それは趣味なのです。仕事で忙しくておしゃれする気力も残っていないOLさん……外国でも指先をきれいにしておきたいノンジャパのインバウンドさん…きっとあなたの鏡のような人…そんなお客さんを大好きなネイルそのものよりを好きになれたときに仕事と呼べるのです。
 
だいたい自分がネイル好きだからネイルやりたくて、そのためにお客さん利用してお金をとるって変でしょ。
 
あなたの人生を変えたアントロポゾフィー。
 
そのバトンをあなたから受け取りたいと待っているのは誰ですか。
あなたがバトンを渡したいと願っているのは誰ですか。
その人に下心ない関心を抱き、幸せを心から願えますか。
 
「シュタイナー教育セミナーのお知らせです。必要な人にこの情報が届きますように。」
 
宛名のないラブレターなんてどこへも届かないよ。
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風邪はちゃんとひこう

もうしばらく前のことです。私は1か月も風邪をひいていました。
 
なんでそんなことになった?
 
答えは明快。
 
ちゃんと風邪をひかなかったから。ごまかそうとしたから。
 
私の風邪のはじまりはいつも急な高熱。お、来たな、不摂生、不衛生のお叱りが来たな、と思ってお迎えします。食欲はゼロ。ひたすら寝る、汗をかく。ぬるいお湯を呑む。そうこうしているうちに峠を越えた感覚があって、熱がひくとそりゃもう爽快!

今回はそういうわけにもいかず、薬の力を借りました。それで用事の責任を果たせたのは有難いことでしたが…。

でもなんだか変。表面の熱はひいているけれど、深いところでボヤが続いていて…変に乾燥して、いつもはやられない喉までガラガラ。ブレーキふみながらアクセル踏んでいるみたい。こんな調子で1か月かかったのです。

いつもの爽快感も全くありません。

 
この手のことを繰り返すと…生き物として鈍る。きっと大きな病気になるまで気づかなくなる…そんな気がしました。
え?寝てる時間なんかない?じゃあ、くれぐれもお大事に。

働き方、暮らし方を見直してもいいかもしれませんね。

結局この社会、生きるだけで高コストになっているかもしれません。

プロフィール

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「和風」な表現もさらっとキメる日英通訳のコツ

通訳道場★横浜CATSにはすでに社内通訳をつとめている方が何人も。とても面白い、はっとするような問いをお土産にいただくこともしばしば。

「商談がうまくいってほっとしたんですけど、取引先の方が念押しのつもりか『沈没するときは一緒ですよ』って言ったんです。日本らしいちょっと悲壮な表現だとは思うのですが、そのまま英訳したら変ですよね。」

そう、字面通り言葉を英語に置き換えると…「えー!そんな危なっかしいところに来ちゃったのか…。味方すると言っているのにこっちも信頼されていないなあ」と思われるかも。

さて、皆さんならどうします?

まあ、CATSの皆さん、アイデアが出ること出ること。 あえてあまりよろしくない例を。

‘Let’s succeed together! ‘
ん?それどこから出てきたの?離れすぎ。ポジティブすぎるとお調子者に聞こえるよ。

‘Let’s do our best so that we may not drown.’
前後の組み合わせが滑稽。ベストを尽くすというのに溺れなければOKなんて…

あのね、取引先の方が使った言葉から目を離さないで。「沈没するときは一緒ですよ」の水面下に耳をすませるの。つまり何が言いたいの?

①沈没する=難しい局面もあるだろう。
②一緒ですよ=見捨てないでほしい.

これをご本人が使った舟の比喩に戻す。これがポイント。離れない。
… たとえば ‘Please do not leave us in a sinking boat.’はどう?アメリカの営業マンさんも答えやすいのでは。

今回のような表現を日本独特の文化と考えることもできる。でも…私はあまりそうしない。文化は日本のなかでも相当差があるから。文化という印籠が出てくると自由に動ける余地を見失うから。

それにひとりひとりがひとつの文化。もとの言葉に耳をすませたほうがシンプルで通じるメッセージになりそうですよ。

言葉の学びは一生もの。一生未完成でいい。だから楽しい。
7月から一緒に学ぶ仲間を待っています。
通訳道場★横浜CATS 第3期 申し込み受付中

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