クリスマスおめでとうございます。
通訳道場の冠木友紀子です。
さて、今日はクリスマスイブ。
みなさん、どう過ごされますか?
いいんです、多少うかれたって。
普段は食べない贅沢なものを食べたって。
(イエス様の誕生日は別に12月25日ではないことは別稿にて)
ただ、26日にクリスマスツリーを片付けて、
大掃除に買い出し、お正月の仕度なんて忙しすぎます。
確かにクリスマス「日day」は25日だけ。
でもクリスマス「節tide」は12日間。
お誕生日とされる25日から、1月5日までの12日です。
12日目の夜に捧げられたお芝居がシェイクスピアの
「十二夜」です。
「クリスマスの12の日」という愉快なカロルもご存知でしょう?
1月6日は東方の3人の賢者が意味深な贈り物を携えて
イエスに会いに来たとされる日です。この日をイエスが公に
姿を表した日として公現日Epiphanyといいます。
その贈り物とは…黄金(王のための捧げもの)、
乳香(祈りの象徴、イエスが神の子であることを表す)
没薬(死体の防腐剤。イエスの十字架刑を暗示する)でした。
この12日間はひとつづきですから、ヨーロッパは静かなものです。
26日にクリスマスツリーを片付けたり、しめ縄を飾ったりしなくていいんですもん。
クリスマス節は、冬至を過ぎてわずかに甦り始めた冬の光を感じながら、静かに来し方、行く末を想う時です。
くれぐれも、寒い中無理をしてお風邪など召されませんように。
このロサンゼルスの合唱団、クリスマスメドレー傑作です!
(Los Angeles はスペイン語でThe Angelsのこと)
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