通訳者におすすめの服装は?

結論から申します。

通訳者におススメの服装は、日本、海外のパートナーの服装トーンに調和する、1段階フォーマルなものです、

ここのところ、ご紹介のおかげで新しいお客様の通訳をさせていただく機会に恵まれました。

そして新たな気づきが…!

私は通訳者としてご一緒する時、日本側、海外側の服装のトーンを意識しながら、一歩フォーマルなものを心がけています。それがどうもいいらしいのです。

想像してみてください。

日本チームの通訳者が、従来のイメージを覆す通訳を10秒もすれば、先方も「おおお!」と思うのです。改めて眺めると服装まで調和していてさらにきちんとしていれば「すごいプロを連れてきた。こりゃ本気だ。」と感じるんです。そして日本チームの予想を超える熱意で応えてくれるんです。

仲間内輪の英語ができる人に通訳を頼むと、仲間と同じカジュアル加減トの服装でしょう。通訳スキルも推して知るべしです。

従来の通訳さんには黒スーツも多かったようですが、悪目立ちしてはもったいない。パートナーを事前に知る努力をすれば、もう一工夫できるはずです。

通訳技術がおぼつかないのに、服装の内輪感でごまかすのは犯罪です。

ちなみに、私が必要とするトーンの服を最高の品質で揃え、コーディネートで掛け算的価値を生み出してくれる横浜のお店がこちらです。ここ以外、買い物をする意味がありません。私の個人的趣味ではありません。パートナーの皆さまにとって最大の価値と思っています。

お店の名前はナイショです

 

通訳道場★横浜CATS

 

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なぜ医療・農業・教育の通訳を???

持続可能な医療と農業と教育の通訳をしています、と言うとよく言われます。

「え??全然違う分野では…?」
「それって、たまたまクライアントさんの分野に興味持っちゃったの?」

ごもっともです。

でも…両方NOです。

この3つの分野、いかにもそれぞれ独自の堅気の商売でしょう?
でも人間だけがひどく必要としていると思いませんか?

健康でいたい、死にたくない…
ひもじい思いはしたくない…
周りよりバカではこまる…

そんな不安がこの3分野をきりのない発展に駆り立てたのかもしれません。

その根源には
「○○ができない、~を持たない自分はだめだ」
「~さえあれば自分は完璧なのに」
という条件付きの自分付き合いがあるのかもしれません。

でも、その発想は幻想できりがありません。
とかげのしっぽ切りのように敵を切り続け、やせ細る。
やがて環境までも搾取で疲弊させる。

この3分野、昔はバラバラではなかったのだと思うのです。

修道院、お寺など、世界各地で精神的な支え(目に見えぬ世界を指し示す人々)を軸に、支え合い、ゆるやかに牽制しあっていたのだと思うのです。

20世紀はじめ、シュタイナー博士にアドバイスを求めた
医師、農家、教員の人たちは、かつての「精神的支え」が失われつつある中、
新な「支え」を模索していたのではないでしょうか。

わたしも今日の「節制の支え」「自己受容」「memento mori」を
キーワードに歩みます。

バイオマスの通訳をするのもそんな思いからです。

プロフィール

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すべての学びに時がある―ドイツ語の天使が舞い降りた!

ついにその時が来ました。

バイオマス関係の視察と商談を通訳するために初めて訪れたオーストリアとドイツ。いよいよドイツ語の神様と目が合い、ドイツ語の天使が舞い降りてきました。

これまで何度か学ぼうとしてはきたんです。

言語中枢の分化やら、セルフモニタリングの重要性やら、外国語学習の科学に適うプロセスは、おそらく日本一ちゃんと実践しました。そのせいか、ろくに勉強せずに独検準一級もとれました。

それでもちっとも好きにはなれず、嬉しくもありませんでした。
ドイツ語を話している自分を想像しようにも想像できずにいました。

好きでもない言語を口にしようとするのは、好きでもない男とキスしようとするようなものです。

私の心の扉はどうにも開かずにいました。

ところが!

リンツの花屋さん

今回、すーっと開いたのです。

扉のノブを外から引いてくれたのは、オーストリア、ドイツのバイオマス専門家のみなさん。

この方たちのお話や気持ちを、この方たちの言葉のままにわかりたい。そんな気持ちが湧いてきました。(間違ってもいいから自己表現を発信しようなどとは思いません。そんなの効率も行儀も悪いです。)

こうなると、24時間ドイツ語を聞いていたい、目に映るすべてをドイツ語で何というのか知りたい、という熱病恋愛モードです。

この感覚、以前にも味わったことが…

そういえば、30年前。初めての海外でイギリスの人々に出会い、ケンブリッジの英語を耳にしてからは、もう恋愛状態。インプット激増ばかりか、それまでの様々なインプットも掛け算効果を出し始めたのです。

そんなおバカキチガイ状態の再来です。

30年前よりずっと便利な世の中になりました。ネットラジオにオーディオブック。これは楽しみ。フェイスブックやiPadの設定もドイツ語にしました。

私にとって外国語は心で学ぶもの。突破口が開くタイミングはとても個人的。

すべての学びに時がある。
その時はひとそれぞれ。

みなさんはいかがですか?

みなさんは何の神様と目が合いましたか?

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クリスマスの歌と言えば ー O Holy Night 歌詞 日本語訳をイメージ順で

O Holy Nightの英語で知る言語の楽しみ

このメロディ、聞き覚えがある方も多いことでしょう。
クリスマスの讃美歌、O Holy Nightです。このごろ、ポップス調のアレンジであちこちでBGMで流れていますね。実は、なかなか歌詞が奥深くて、慰めと励ましに満ちているんです。

私がこの讃美歌に出会ったのは中1のときでした。学校では9月からクリスマスの讃美歌の練習が始まります。中3以上のみが歌うこの曲の美しさにびっくり仰天。音楽と言葉のビートがぴったり合っていてとても心地よかったのです(もとのフランス語より英語のほうがうまく合っています)。しかし…当時は聞いただけでは英語とわからなかったのですね。トホホ。

楽譜を手に入れると、辞書と首っ引き。言葉の描く景色を曇りなく見たいという一心でした。英語がSVOのような語順ばかりではないこと。韻文では語順を入れ替えてイメージの順を保つので、文法的な思考が助けになることを実感したのもこのころです。

母校の録音を持ち出すとちょっとまずいことになりますので、こちらをどうぞ。ケンブリッジ大学、キングスコレッジの聖歌隊です。

震災後のなぐさめ―私たちの苦しみを担い一歩先を歩く存在

2011年のクリスマス前、毎年のようにO Holy Nightの歌詞を思い浮かべると、2番の歌詞に目がさめるような思いがしました。

The King of kings lay thus in lowly manger
In all our trials born to be our friend.
He knows our need
to our weakness is no stranger

王の王が身を横たえたのはかようにつましい飼い葉おけ
あらゆる試練のうちに生まれ、我らが友となりたもう
主は我らの乏しきを知り
我らの弱さに寄り添いたもう

当時、原発事故は前代未聞の事故であり、さまざまな課題には前例も正解もない…そんな風に思っていました。

でも、この飼い葉おけに眠る幼い王の王に「前代未聞」なんてないとしたら…すでに震災という試練を私たちより先に知っていて、その痛みをすでに担って私たちの一歩先を共に歩いているとしたら…

なんという慰め、励ましだろうと思ったのです。

試練を回避、否定するのではなく、試練は試練として受け入れ、共に歩む。歩く過程の私たちの「なんだかなあ」なところにも寄り添う。

なんという存在!

(なんでもポジティブ化したがるアメリカのN.P師あたりとはだいぶ違いますねえ。)

なるべくイメージの順どおりに訳してみたものをのせておきます。この日本語訳は歌うためのものではありません。歌うのでしたら、由木康先生の日本語詞が名訳にして名詩です。

あと…うんうん考えた後は、発作的に変なことしたくなるときがあります。え、何をやらかしたかって?まあ、とくとご覧ください。まあ、ばかばかしいことは楽しいねえ。

クリスマスおめでとうございます。

O Holy Night  歌詞 イメージ順日本語訳

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シュタイナー関係の通訳について思うこと

「わかってる」ってどういうこと?

「○○さんの通訳は良いの。シュタイナーわかってるから。それにボランティアでやってくれるし。」

こういうの、多いんですよ。ウンザリしますね。それでも満面の笑みで言われると「あなたたちがその調子だからだめなんだよ。」とは言いにくくなりますけど。

別に「冠木さんはわかってない」というつもりでないのはわかっています。いや、「冠木さんはわかっていない」のほうがいいかも。いや、私も十分「シュタイナー関係の身内」でしょうし、「専門用語がちゃんと出てくるわかってる人」と思われていることでしょう。でも、「わかっている」つもりなんてないのです。アントロポゾフィーに限らず、ある分野を知れば知るほど未知の領域が広がるばかり。「学んでいます。励まされています。」とは言えたとしても。

ひとのことを「あの人わかっている」ってどういう意味だろう?

たぶん、海外のナニヤラカレッジなどに留学してコースを修了、そのまま在住してその関係の仕事もしていて、「自分よりわかっているはず」。専門用語もすらすら出てくるしね。まあ、こんなところでしょう。

春の芽吹きは凍てつく冬に準備してこそ。スウェーデン、イエルナにて。

主催者も聴衆も楽をしている

つまり、楽なんです。主催者は通訳してもらう分野を通訳者と打ち合わせをする必要がない。聴衆はクリティカルに訳を聞く必要がない。たとえ通訳者が聞こえなかったところをたまたま知っていた専門用語でつくろったとしても。

むろん、無駄な骨折りは必要ありません。でも、なにか本気でやろうとしたらアマチュアの仲間どうしで「楽」をしていたら黄色信号。

プロはプロと組み、参加者に最善の貢献をしようと真剣です。

シュタイナー関係でも医学関係は卒倒するほどの資料を提供してくれます。録音、録画もして、病名の言い間違いなど許されません。

この夏からご縁のあるオステオパシーの講座はさらに多くの資料を提供し、直前まで私のような門外漢の質問にも丁寧に答えてくれました。

オーガニックオリーブオイルの商品発表会での通訳のために、実際に購入しようとするとプレゼントとして全種類が送られてきました!私がJAS規格や国際的なオリーブオイルの基準まで頭に入れて臨んだのは言うまでもありません。

これらの分野で私は猛勉強の門外漢。「私はわかっていません」ので組む相手のプロに質問しまくります。そしてどうしたらこの商品、サービスがよりよく活きるだろうとコンサル的視点で俯瞰しています。終わった後でも情報提供は惜しみません。

異質のプロ同士が組むと掛け算になります。地の塩、世の光にはこの掛け算が大切では。

確かに、通訳養成は受けていなくても、アントロポゾフィーに生涯をかけていて、素晴らしい訳をなさる方もあります。私も大好きな方が数人います。

でも、主催者はシュタイナー関係で通訳を依頼する時、手抜きしすぎていませんか?いつ、だれがどの形式で通訳するか、ちゃんと想定していますか?なじみの仲間でもきちんとした打ち合わせをしていますか?

聞いた話ですが…ある講座でプロの通訳ではない方が日本人参加者の自己紹介のときに沈黙。海外講師が置いてきぼり。同通ウィスパリングが必要なことを確認していなかったのでしょう。その場になって「できないからやらない」だったようです。

え?プロの通訳に頼んだら散々だった?

通訳の出来栄えは通訳者の力量だけでなく、事前に主催者が本気で関わったかどうかが反映されます。

その通訳者に事前に会いましたか?本を渡すだけでなく、思いを伝えましたか?あなたにとってのアントロポゾフィーを自分の言葉を尽くして語りましたか?

医学、オステオパシー、オリーブオイルはちゃんとやっていました。

プロ通訳者は言葉に体験そのものと同等のインパクトを感じる異能集団です。言葉を尽くす人をアントロであるなしにかかわらず尊びます。

彼らに通じなかったら、なおさら世には…

私はシュタイナー関係の通訳をサイマルやNHKに在籍する通訳者に依頼し、事前に仕込み、あの通訳口調を直させ、結果として関係者を唸らせる自信があります(彼らの人生も変わるかも)。

実際そうしないのは、自分の仕事を回してもしょうがないから。

私は、シュタイナー関係であるとないとによらず、自分の生きる時代にしっかり地に足をつけて社会貢献したいと願うプロと、これからも手を組んでまいります。

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オバマ大統領広島演説④-nature 本質?自然?

週末、いかがお過ごしですか?

私は相変わらず、「英語ができる社員に通訳を頼んだら散々だ」のようなご相談が舞い込んで「そりゃーそうだろう」と思いつつ、どうしたらいいものか、と思いめぐらしています。

さて、オバマさん4回目。

困りましたねえ、Natureは大文字だったりそうでなかったり。音声ではわかりません。

でもこれはひどい。

「そして人間の本質と切り離して自分たちを定めたり、自分たちの意志に応じてそうした本質を曲げたりする能力といったものを私たちが人類として際立たせること―」

自分が何を言っているのかわかっているのでしょうか。

こうした通訳がプロとしてまだ残っていることが、一般のひとたちの通訳業への信頼を損なっているとしたら、切腹モノです。

冗談ではありませんよ。

医療の通訳なら人の命にかかわりますので。

いえ、政治、外交の誤訳ははるかに多くの人命損失、環境破壊につながりますので。

通訳道場★横浜CATS

 

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オバマ大統領広島演説②-同時通訳はイメージの順を最大限守る

今日はシンプルです。

日本語と英語は語順が違うと言う人がいます。さあね。
「I love you」と「私はあなたを愛しています」は順番が違うというのです。

では伺います。「私はあなたを愛しています」と言われたことはありますか?いやいや、愛されたことがある、なしを訊いているのではありませんよ。生き生きした告白はそんな表現ではなかったでしょう?

人は思い浮かんだ順に言葉にすると私は感じています。先に思い浮かんだことを後回しにして、後で思い浮かんだことを先に言うのはずいぶん手の込んだ無理だと思います。

多くの文がクイズ番組の構造をしているとも思います。

ためしてガッテンを思い出してください。①「はい、テーマです!」②「ではここで問題です」(ゲスト回答)③「正解は…」(解説+ガッテン!ガッテン!)小野アナと志の輔師匠の声が聞こえるようです。

I(俺のことなんだけどさ)
love(愛してる人がいるんだ・「え、だれだれ?」)
you(君なんだ!)

「俺、好きなんだ、お前が」

ほら、クイズ構造になってるでしょ。話し言葉はクイズ構造に近いでしょ。

クイズ構造を意識すると、無駄な前後入れ替えをせずにすみます。同時通訳も楽になります。聞いたまま言えばいいだけですから。

さて、今日の分、同通お先にどうぞ。

そして大手メディアに共通する残念な点。

It is not the fact of war that sets Hiroshima apart. Artifacts tell us that violent conflict appeared with the very first man.  Our early ancestors, having learned to make ①blades from flint and spears from wood, used these tools not just for hunting, but against their own kind.  On every continent, the history of civilization is filled with war, whether driven by scarcity of grain or hunger for gold; compelled by nationalist fervor or religious zeal.  Empires have risen and fallen. Peoples have been subjugated and liberated.  And at each juncture, ②innocents have suffered★, a countless toll, their names forgotten by time. 

①「フリントから刃を、木から槍を」→「刃を火打石から、槍を木から」
ひっくりかえす手間をかける理由はありません。フリントはちゃんと訳しましょう。

②「罪なき人たちが無数の犠牲者を、その名が忘れ去られることを苦しんだのです。」→「無辜の民が苦しみました。無数の犠牲、その名は時と共に忘れられました。」
これは大手メディアのものですが…★のカンマが抜けている版を元にしたようです。ホワイトハウス版ではありませんね。これは大統領とスピーチライター集団の作品です。ホワイトハウスが公表したテキストに準拠しましょう。ホワイトハウスのものはカンマが入っています。

通訳道場★横浜CATSはこんなところ

 

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あら!出版からもうすぐ8年「動きこそいのち」

文字だらけの今日、私たちは言語の音声を音楽として十分に体験しているでしょうか。

オイリュトミー目には見えない音楽や言葉の音を、動きを通して目に見えるようにする身体芸術。その名は「美しいリズム」というギリシャ語が由来です。人に見せるための舞踊とはだいぶ違います。私は「動きを通した目覚めたままの瞑想」のように感じています。

こちらのDVDブック「動きこそいのち」はオイリュトミーをDVDと本で紹介しようという試み。オイリュトミストのヘルガ・マイケルズさんは美しくて、おちゃめで、子どものようでエレガントな方。オランダ生まれでアフガニスタン育ち、アメリカ在住…どこか漂白の魂の持ち主、という雰囲気がありました。

「翻訳」に私の名前がありますが、実際はいわゆる翻訳ではなく…

①インタビュアー、高木さんが日本語でいろいろ言う→②ヘルガに日英ウィスパリング通訳→③ヘルガが英語で返事→④高木さんに英日逐次通訳

これをぜんぶ録音、日本語部分を文字起こししたものです。

日本の方の話し言葉をそのまま文字起こししても主語がなかったり、文末が決まってなかったりで「???」なことが多いもの。通訳がこれではいけません。話し言葉の音楽感と書き言葉の確かな構造が大切。

編集者の方が素晴らしくて、かゆいところに手が届く注をつけて下さったのも嬉しいことでした。

 

ほんの少しですがこちらで動画ご覧いただけます。

DVDブック「動きこそいのち」アマゾンはこちら

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それを教育に求めるのは野暮よ。

「お買い得な中高一貫」。

大学進学実績?その後の就職?
ここまで消費者マインド丸出しだとあっぱれです。

いかにもおりこうで損をしなさそう。

でも日本には面白い物言いがあるもので。

「あほうかしこ。
かしこあほう。」

ずば抜けた学び手はバカなんです

損得勘定を超えてはるか遠くに憧れている。
周りと比べない。
アタマで考えないからどんどん動く、近づく。

結果的にずば抜ける。

でもそれが目的だったわけじゃない。
ただ憧れに近づきたかっただけ。

ところが世間は放っておかない。
人が集まり、本人はきょとんと
したまま仕事がはじまる。

きょとんとしたまま、粗相があってはならないと
人のために尽くす。

え?

損をしたくないから確かな選択肢から選びたい?
そりゃいつまでもイワシの群れの中。

ほら、クジラがすぐそこに。

話芸レベルの通訳が聴けるライブ通訳上映会は【こちら】

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オバマ前大統領の広島演説に「よこはいり通訳」してみました。

なんだか恐ろしく勇ましい言葉が日本の上を飛び交っています…

1年半も経っていない、オバマさんの広島演説にほっとします。

この演説、大統領が謝罪するの、しないのと話題になりました。

でも、どれほどゲティスバーグ演説を思わせるものであったか、気づいていた人は多くないのでは。

リンカーンのゲティスバーグ演説は演説のお手本のような構造。過去を振り返り、これまでの犠牲者を讃え、痛みを慰め、命あるものをさらに励ましてひとつの使命を信じ、行動を促す。

なんでも出だしは試しのつもりで無謀な冒険するもの。通訳道場★横浜CATSでも「オバマさんの広島演説のエッセンスを抽出して、ゲティスバーグに当てはめること。」なんていう宿題出しました。

これが、できるんですねえ。

比べることでオバマさんの演説が繰り返しが丁寧で多いことに気づいたりもします。現代の聴衆、メディアにはありがたい工夫だったことでしょう。

さて、いろいろな和訳を目にしましたが…a wall of fireなど簡単な言葉で被爆者視点を思わせるところがくみ出せていないと残念です。筋も細部も大事です。

出だしだけ、よこはいり訳してみました。よこはいり、って横浜方言なんですってね。

ひとつ反省しているのは、Koreansをうっかり韓国の方々、と言ってしまったこと。ここはコリアンとするか朝鮮半島出身の方々、でしょうか。この事態への日本の関わりを思いつつ…

【よこはいり通訳=オバマさんとチャゲアス状態】

2分50秒からご覧ください。

 

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