子どもに「将来の夢」を職業で答えさせるのに違和感があるなら

小学校のクラス文集でよく見かける「将来の夢」。

弁護士…公務員…学校の先生。

職業で答えさせることに違和感を覚えたことはありませんか。

子どもたちが大人になるころ、保護者、先生の世代が知っている職業はもうなくなっているかもしれません。 

でも「ユーチューバー」なんて答えられると今度は大人がぽかんとしてしまう。

ご自身が子どもの頃はいかがでした?

私は幼稚園の頃に「ケーキ屋さん」「お花屋さん」と答えたのを覚えています。いや、答えそのものより違和感をはっきり覚えています。嘘じゃないけれど、なんか違う。我ながらガラじゃない。でも憧れの役者、歌手、武士なんて答えたらめんどうなことになりそう…。

ふと思い浮かんだのは、身近な「魔法使い」みたいな大人たち。

ケーキ屋さんすごい…どろんこみたいな生地があっという間にきれいなケーキに…。

お花屋さんすごい…お花って組み合わせで雰囲気ががらっと変わる。

自分でケーキを焼きたかったわけではありません。
お花を売りたかったわけではありません。

自分の手で変化を起こし、思いがけない新たな美しさを生み出す。そうして人に驚き、喜んでもらう仕事を素敵と思っていたのです。振り返ってみると、幼い憧れの中にいまの通訳につながるものを感じます。

子どもに「将来の職業」を訊くなら、「なぜ」をもう一歩掘り下げてみてはいかがでしょう。

子どもに「将来の自分の職業」を訊く代わりに「身近な魔法使いは誰?」を訊いてみてはいかがでしょう。

人間、生きていること自体すでに労働であるという考えもあります。

Carpe diem. Seize the day.
今を生きよ。

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そのアクティブラーニング、大丈夫?

久しぶりに再会した母校の先生は不気味なほど30年前とお変わりなく。なぜかこちらばかり大変貌。

「最近あちこちでアクティブラーニングっていうけどねえ。あなたたちほっといたって勝手にアクティブで少しは大人しくしてもらいたかったわよ。」

え、先生、そりゃ無理ですよ。まあだいたい日本の学校教育トレンドは私たちの30年遅れですから、構わずいきましょう。おっしゃるとおりラーニングはそもそもアクティブ。アクティブラーニングに驚いているのは日中韓くらいらしいです。

そういえばこんなことがありました。こないだ研究授業に招かれた学校、授業の前半はひたすら講義だったんですけど、突然「アクティブラーニングやります」と号令がかかって、生徒たちがグループを作ってワイワイやりだしたんです。でも何か違うんです。ワイワイやっているけれど寝てたところを起こされてやらされているみたいで。

そこでアクティブっていっても内的、外的にわけて考えたらどうかと思ったんです。

①の内外パッシブの極端な例はつまらない講義きいて居眠りしている状態。
②の内パッシブ 外アクティブはワイワイやっているけど形だけ。
たぶんあの授業では①から②に移動したんでしょう。

成果を上げているアクティブは③の内外ともにアクティブですよね。

でもこのごろ④の内アクティブ 外パッシブが過小評価されていると思うんです。

そういえば、覚えています。
中1の理科1時間目。オパーリン博士とコアセルベートを語る先生の熱さ。で、宿題はなんとそのストーリーを漫画に描いてくる!
ピューリタン革命を4か月にわたって熱く語る世界史の先生。私の頭のなかは17世紀イングランドの大河ドラマでした。時代考証はめちゃくちゃでしたけど。もうずっとピューリタン革命語っててください、と思いました。フランス革命は自分で調べるからいいです、って。

先生がた、本気のストーリーテラーでしたね!(大人しくない!!)熱くて面白い語りで聴くことを鍛えられました。

学びは内的にいつもアクティブ。ただし外的にはアクティブとパッシブを行き来する。この動きが大事なんでしょうね。生きているものは動く。

これ、ダイナミックラーニングと呼びたいんですけどね。先生、どうでしょう?

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