WHO新型コロナウィルス情報を日本語で②予防方法

持続可能な未来のための通訳者、冠木友紀子です。

新型コロナウィルス、中国では「新冠」っていうんですねえ。しんかぶ…私はふるかぶですが、他人とは思えません。ニイカップの皆さんいかがですか?

さて、昨日の続きです。2分7秒あたりからどうぞ。

【以下字幕】
「ではCOVID19の伝染経路は?精確な伝染の仕組みは未解明ですが、一般的に、呼吸器ウィルスは飛沫感染がお決まりです。感染者の咳やくしゃみや、ウィルスによって汚染されたものによって伝染します。

感染リスクが最大なのは動物と接点のある人々です。生きた動物を売買する市場で働く人々、新型コロナウィルス感染者を手当てする人々、たとえば家族や医療関係者です。

さて、どんな症状が出るのでしょう?これまでわかっているのは、症状は軽度から重度まで多様です。発熱、せきや息切れなどの呼吸器症状もあれば重ければ肺炎、腎不全、死に至ることもあります。死亡率はまだわかりません。

感染したかどうかはどうしたらわかるでしょう?感染を診断するのはPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)というテストです。このテストは遺伝指紋をもとにウィルスを特定します。目下、このウィルスに特効薬はありません。手当ては支持的ケアです。今は防御効果のあるワクチンもありません。手当てもワクチンも開発途上です。

伝染を防ぐにはどうしたらよいでしょう?このウィルスが蔓延している地域は限られていますが、標準的な衛生管理手法の多くが、感染とさらなる蔓延を防ぐために推奨されています。たとえば、口と鼻を医療用マスク、ティッシュやひじを曲げて覆ってから咳やくしゃみをする、体調のすぐれない人に近寄らない、マスクなどの個人用防護ツールを使う、特に医療施設では定期的に石鹸と水で手を洗う、アルコールベースのハンドジェルを使うなど。

動物からの感染を避けるには動物との不要で無防備な接触を避ける、動物や動物由来の製品に触れたら手を洗う、動物由来素材はしっかり火を通してから食べるなど。

肝心なのは体調がよくないときは家にいることです。ただ、熱、せき、息苦しさを覚えるなら、医療ケアを求め、旅行歴を医療者に伝えましょう。

ここまで手短に新たな感染症についてお話ししました。急速に蔓延していることを考えると、このウィルスに関する知見も変わり得ます。最新情報は次のサイトでご覧ください。」

よろしかったら私のプロフィールもご覧ください。
持続可能な未来のための通訳者 冠木友紀子のプロフィール

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WHO新型コロナウィルス情報を日本語で①コロナウィルスって何?

新型コロナ…?新型クラウン?懐かしい車を思い出してしまいました。あれ?トヨタはコロナとクラウンを両方持っていた?同じ王冠って意味でしょ?不思議ですねえ。

まあメディアを見ていると「蔓延」「不安」などセンセーショナルな言葉が飛び交います。でも「自分でできること=健康維持+無敵の思想(これ大事、別稿にて)」と「確かな情報」をもとに心静かに過ごしたいものです。

そのためにも頼りになるのがWHOやCDCの情報のはずですが、WHOのサイトは日本語訳が用意されていません。 ビデオは字幕を受け付けてもいません。

そこで、まずは2回にわけてWHOのビデオに簡単な日本語訳をおつけします。WHOには字幕のオファーをしたのですが、返事はまだです。著作権蹂躙の意図は全くありません。問題があれば教えてください。

2回に分けるのは長くなるからです。お役に立つ部分は後半に集中しています。次回(明日)お楽しみに。

【前半字幕】
2019年12月、中国で一群の肺炎患者が見つかりました。調査すると原因は未知のウィルスでした。 今ではCOVID2019と呼ばれています。

本ビデオではこのウィルスについて現時点での理解を手短かに紹介します。 ただこのウィルスは新しいので、 見解も先々変わりうることをご承知おきください。

コロナウィルス群はウィルスの群れとしては大きく、 中核に遺伝形質があり、 そのまわりの皮膜にはタンパク質のスパイクがついていて、 王冠のように見えます。

王冠をラテン語で言うとコロナなのでコロナウィルスと呼ばれます。コロナウィルスもさまざまですが呼吸器、ときには消化器に発症します。
呼吸器症状はよくある風邪から肺炎などがあり、ほとんどの場合軽度です。

ただ、重症化するものもあります。

SARS(重症急性呼吸器症候群)のコロナウィルスが初めて特定されたのは2003年、中国でのこと。MERS(中東呼吸器症候群)のコロナウィルスは2012年、サウジアラビアでのことでした。

COVID2019が初めて見つかったのは中国の肺炎患者においてでしたが、この人たちは魚介と生きた動物を扱う武漢の市場に縁がありました。やがてこの病気は体調を崩した人々から家族、医療関係者へと広がりました。いまでは患者も増え、病気も中国国内はもとより多くの国に広がっています。

いったいこのウィルス、どこから来たのでしょう?わかっているのは、コロナウィルスは多様な動物たちの間を巡り、ときには動物から人間にジャンプするということです。これはスピルオーバー(あふれ出し)と呼びます。要因は、ウィルスの突然変異や人間と動物の接触増加などさまざまです。たとえば、MERSコロナウィルスはラクダから、SARSコロナウィルスはジャコウネコから、と言われています。COVID2019の源がどの動物かはまだわかっていません。

持続可能な医療・農業・教育のための通訳者 冠木友紀子のプロフィール

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